14年

大切な人を亡くしてからの日々と今

手元供養

うちは、手元供養です。

 

くわしく書くと

義父は、「お墓たてるぞ!お仏壇も立派なのを買うぞ!」の人だったので

もめました。

 

今から新しくお墓たてても

私は地元でもないこの土地にずっといるかわからないし

 

子供達が将来、全国転勤や海外勤務のお仕事だったときに

草抜きなど管理できるとは思えない。

 

なんなら、子供達が子供を産まなければ

そこで終わりなので…と説明したつもりが

 

そこは、すみれさんが命日だけでも戻ってきて

お墓参りするように!

子供達にも

教育するのがすじだろう!と。

 

ますますこじれて

分骨してあったはずのお骨も一切

もらえず( ̄□ ̄;)!!。

 

(結局は、お墓やお仏壇に

亡くなった人がいると思えるかどうか…なんだと思います。

 

どっちが正解とかではありません。)

 

平行線なのはしかたがないので、家を出る前日

義父母に内緒で

勝手に3かけら持ってきました。

 

手元供養で調べると

いろんな入れ物があるんですね。

まずはネットで調べて、現物を見に店舗に行くつもりでした。

 

そうしてるうちに

 

だんなさんは生前

なんでも手作り(DYIとか)してたのを思い出して

 

既製品よりも、子供達と手作りしようと。

 

ちょうどいいケースがあったので

だんなさんが着ていたティーシャツでカバーを作り

完成。

 

スペースのまわりには、写真や思い出の品、カードなどを

飾りました。

 

子供達の入学式など1人で心細いときは

 

お守りのように

 

そしてだんなさんに一緒に参加させてあげてるふうに

カバンにしのばせて

写真と共に持ち歩いてたときもあり。

 

遺骨ペンダントも考えた時期もありましたが

 

将来は、私の遺骨と一緒に散骨してもらいたいと

思ってるので

下手に加工しない方がいいんじゃないかと。

 

よく考えたら

 

付き合ってたときに

だんなさんが私に初めてくれたペンダントを

持ち歩いた方が

 

だんなさん、うれしいかも?と

それからは思い出のペンダントにチェンジ。。

 

供養は、亡くなった人が喜ぶかなあと

それぞれが自分で考えること。行動すること。

 

その時間のおかげで自分も癒されていく。

だんなさんと一緒に生きた人生に

感謝できたり

 

姿なくても

今も見守ってくれてると感じる日常に変化していく。

 

月日が流れて

 

私は、だんなさんが普段から

見守ってくれてると思えてるから

 

形あるものには、それほど執着しなくなりました。

 

そして

子供達は過去より今をしっかり生きていて

 

お父さんを思い出すことは

少ないかもしれませんが

 

子供達が自分の人生を元気で過ごしている姿だけで

父親としては一番嬉しいことなんだろうなって

思ってます(^-^)。