14年

大切な人を亡くしてからの日々と今

いきなり1人親になったこと

死別してすぐに

周りの人から

言われまくる言葉の1つが

「すみれさんまだ若いんだから(人生まだこれからなんだから)

再婚ってこともあるだろうし…。」でした。

 

義父母にも言われました。

(実際には私が「そうですよね~」なんて

サッサと再婚したら

いい気はしないと思いますが!)

 

今思えば、かける言葉に困ってとか

落ち込んでる姿を見てられないとか

そんな感じだったのかな。

 

当時、好き勝手いう人がいることに嫌な思いをしつつ

 

子供を私1人で育てる自信もなく

それでまた4人家族に戻れるんならと

一瞬でもよぎっていた時期もありました。

 

でも、男の友達が一緒に遊びに行ってくれたときに

子供がなついて楽しそうにも関わらず

だんなさんがいる位置に違う人がいることが

私には、つらいって思えて

 

またその同時期に

死別後に再婚した人2組から

偶然話を聞く機会があって

どちらの方も子連れ再婚だったんですけど

(お相手は、それぞれバツイチさん、初婚さんだったと思います)

 

越えるハードルも多いし

私が望んでるのはそういうことではないなあって

自覚。

 

周りの人に助けられながら

1人親で頑張っていくしかない現状、未来を

自分の意思で受け入れることができました。

 

その分、いろんな人に助けてもらって

本当に感謝です。

 

そして一番思うのは

子供関係のことこそ

だんなさんの手助けを感じられたことです。

いい流れになったのは、絶対たまたまではありません。

感謝(´- `*)♪

 

で、

死別後、私の体調がすこぶる悪い数年は

子供達はいわゆるいい子で、手のかからない子だったのが

 

私が少しずつ元気になってきた頃と

子供の思春期がかぶった頃は

 

殺されるんじゃないかというくらいの反抗(怒声や物の破壊とか)や

 

逆に部屋に引きこもって

居間で顔を合わせたときには無表情でにらみつけてくるとかで

会話もなく

 

まあ、二人ともそれぞれに爆発的な時期があり

わがままも言いたい放題

しつけもできず

 

ずっとこんなだったらどうしようと思いましたが

(死別とはまた違ったつらさ…)

 

じゃあ、再婚相手がいて「俺が叱ってくる!」ってされるのは

もっともっとこじれそうで嫌なので

 

自分で子育てできててよかったなあって思います。

後悔なしです。

 

その当時カウンセラーさんは

「無条件で受け止めてくれる人がいるから

子供さんも反抗できるようになった」と

逆に喜んで私の愚痴を聞いてくれて

 

子供が喜ぶうちはスキンシップもいっぱいして

一緒にいるうちは愛情いっぱいで過ごす

(過干渉ではなく相手を認めつつ)

 

そうしたら

子供はいつでもみかたでいてくれる母がいること

に安心して

 

自然と自立していきますよ~と。

 

2人とも大学は離れて住むことを希望していて

 

これも死別ママさんの中には

「だんなさんもいないのに、せめて子供だけでもそばに!」って

人も多いのですが

 

私は逆で

 

私が死ぬ前には

子供達には

私がいなくても生きていけるようになっていてほしい。

 

親子で共依存は避けたい。

 

私以外の友達や知り合い、彼氏、配偶者…

誰にしても

 

子供達が自分の手で繋がることができた人達の中で

 

自分のことは自分で決めて

あとは幸せでいてくれたら。

 

そして子供達との関係は

ずっと変わらないのだから

 

困ったときは手伝うよ~って関係で

いられたらいいなって思ってます。

 

下の子が離れてすぐは

「申し訳ないくらいホームシックはない」という娘に比べ

 

手持ち無沙汰になった私は

子供にどうでもいい日常ラインを送りつけて

若干、子離れできてませんでしたが

 

今はお仕事の人と話したり

付き合ってる人とも毎日ラインや電話したり。

 

1人暮らしの時間も悪くないなあと思う

今日この頃(´- `*)。

 

ちなみに、心配症の母から解放された子供達は

のびのび元気にやってるみたいです。

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↑仕事場で食べた「オレンジパン」

オレンジピールいっぱいで、美味しかったです!