14年

大切な人を亡くしてからの日々と今

親離れ子離れ

死別した当時

まだ小さかった子供達。

 

片親で、しかも私が精神的にまいってる状況で

どうなることかと思ったけれど

なんとか無事、大きくなりました。

本当によかった。

 

もともと個性的で破天荒な子供達だったから

そのときどきで

大変なことの連続で

 

でも今振り返ったら

 

楽しい思い出がいっぱいでした。

 

ありがとう。

 

そして、二人とも高校卒業してからは

家を出ることを希望していたので

 

ついに

私は本当に1人暮らしになるんだなあって

ずっと想像はしていて

 

数年前から趣味で新しいことをはじめたり

1人の行動を増やしたり

「からの巣症候群」にならないよう意識してました。

 

子供が親離れしたいと思ったタイミングで

私も子離れできるように。

 

私の一人暮らし

 

数ヶ月経ちましたが

 

実際は

思っていたより大丈夫な感じ。

 

離れる日は

今までのことを思いだして子供の前で泣いてしまったけど

 

いざ日常がはじまれば

寂しい…は少なくて

 

どちらかというと

 

心配

(子供の1人暮らしの防犯や健康)や

 

私自身が手持ち無沙汰

(私ができる子供の用事が一気に減ってしまったり、話し相手がいない分あれこれ考えるようになってしまったこと)

 

の方が大きかったです。

 

それも時間が経って

少しずつ慣れてきて

 

自分が好きな時間に食べたいものを食べ

好きな時間にお風呂や就寝

 

気楽な生活にどっぷりつかっています。

 

子供は子供で

1人暮らしで自分でなんでもやれるようになって

 

そんな様子を聞くたびに

とても嬉しくて

 

やっぱり親離れ子離れすることは

大事なんだなあって。

 

夫婦2人。今でも一緒にいれたなら

 

私が死んだ後の子供のことなんて

この年では、たぶん考えなかった。

 

でも、残る親が私1人である以上

 

子供達には

将来、私がいなくても

自力で生活できるように

 

ときに

私以外の人に頼ったりしながら

ちゃんと生きていけるようになっててほしい。

 

離れても

親と子供のつながりは

一生だから

 

もし子供達に何かあったときは

私がかけつけれるように

 

私自身が心身ともに健康でいたいなって

思ってます。

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